どこから流れてきたのかわすれてしまったけど、
とあるドラマの広告が。
「透明な私たち」
そう。Abemaで絶賛配信中のドラマです。
なぜフックになったかと言いますと、これ、撮影がめっちゃ地元で(笑)
地元を少しばかり離れて住んでいるので、風景はもちろんちょっとばかし懐かしさを感じました。
そして、ストーリーに少し絡んでくる、曳山なんですが、いつの間にか!
「重要無形民俗文化財」になってました!!
小さなころから慣れ親しんで、その時期になるとソワソワしてワクワクして。
今でもその日は地元に行くのですが、目線や観方が変わっていくもんなんだなぁって想います。
先日も妹と行ってきたばかりなんですが、
「若いころさーバキバキにメイクして気合入れて来てたよねー」
「そうそう!ごはんもそっちのけで」
「屋台ももっとたくさんあって、神社の中もギュウギュウだったよねー」
なんて二人で話していました。
有名になれば、人も増える、
その分整備やルールが増える(というかなかったからできたって感じかな)
足を運ぶ人が増えるのは嬉しい事だけど、どんどん変わっていくのって、
ちょっと切なかったりします。
付近の川は「日本のベニス」とかもで言われちゃったりして。
うそでしょー
って内心想っています。
学校の帰りに毎日通っていた川沿い。
今では古民家再生もどんどん進んでいるみたいで、お店や宿、川の駅なんてのもあってりします。
私たちが毎日通っていた頃は、日が暮れると暗くて恐ろしい道。
川の波打つ音や、そこいら中にいるノラ猫さん達のキラーン!て目や鳴き声。
ずいぶん変わってしまいました。
ドラマでは、祭りの様子はもちろん、自転車を引いて歩いている風景や、屋台で買ったものを神社に座って食べてるとことか、うわー!やってたやってた!て感じで。
何もない地元を離れて中央を目指す、
中央で揉まれて、地元に帰る者とそうでない者、
中央を羨ましがったり比較したりするもどかしさと、
中央にいて地元の良さを改めて感じる者、
何ともチクりと刺さりました。
変わらないものにじんわりして、でもチクッてして、内容もジワジワとくるのですが、色々考えさせられるドラマです。
良かったら見てみてね。